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2021年11月02日

【結netだよりVol.5】西諸地域の医療・介護事業所の紹介~ヤマゲ居宅介護支援事業所~

インタビュー記事(ヤマゲ居宅介護支援事業所 山毛徹さん)

 

 

西諸地域の医療・介護事業所紹介の第2回目はえびの市役所近くにある、ヤマゲ居宅介護支援事業所のケアマネ、山毛徹さんにお話しを伺いました。

 

■ヤマゲ居宅介護支援事業所・ケアマネの仕事について教えて下さい。

65歳以上の方,もしくは40歳以上の特定疾病を持たれた方で、要介護認定を受けられた方が当事業所を選ばれたら、その方のご自宅に訪問させていただきます。ご本人、ご家族の話を聞かせたいただいた上で、要介護認定で使えるサービスで、ご本人にとって必要なものを検討します。ご本人、家族が納得されたら、ご自宅での生活を続けるために、ケアマネが計画書を作成します。計画書の内容に沿って、関係する職種の方々を招集し、サービス担当者会議を行います。計画書の内容にご本人、ご家族の同意をいただき、サービス利用がスタートします。その後は月に1回、ケアマネがご利用者宅を訪問し、サービスの成果が出たか、もっとこういうふうにして欲しい等の意見を伺い、サービス事業所等と改善を図ります(モニタリング)。この作業を繰り返しながら、計画書の変更や必要であればサービス担当者会議を行います。

 

■利用者さんの介護度はどのくらいですか?

介護度1,2の方が多いです。介護度3,4の方は全体の2割位です。最近では在宅のサービスが充実してきていて、重度になっても自宅でみたいとおっしゃるご家族が、若干増えてきています。

 

■ケアマネの仕事の魅力を教えて下さい。

ご自宅で生活されている方々は、「できるだけ家にいたい。」という思いが強いです。色々なサービスや、ご家族の協力でなんとかご希望通り、ご自宅で過ごせるようにすることが、ケアマネとしての私の喜びになっています。

 

■ケアマネの仕事で大事にされていることは何ですか?

ご利用者の話を「聴くこと」です。ご利用者の中には、言葉が出にくかったりして、思うように伝えることができない方がいます。また、ご家族の思いが優先され、ご本人の思いが小さくなることもあります。時間がかかってもゆっくりと、本音を聴けるような余裕のある自分でいることを大切にしています。

■今回のコロナ禍で苦労されたことはありますか?

ご利用者やご家族が、職員や他のご利用者との接触で、コロナに感染するかもしれないということで、サービスを休まれることが一時期ありました。行かなくてもある程度生活ができる方はいいのですが、サービスを利用しなければご自宅で入浴できない方などは、コロナ規制が長びけば大変だと思いました。少しでもコロナが落ち着いたら、すぐにでもサービスを利用したいという方がおられて、、、。それだけサービスが重要であるということだと思います。

 

■多職種との連携で苦労されたことはありますか?

基本的に病院の相談員とのやりとりを行っていますが、特に問題はありません。

医療機関とは入院・退院時の情報提供書を活用してやりとりしています。統一された書式なので使いやすいです。また、退院時情報提供書で退院時加算が取れるので助かっています。

 

■最後に結netにしもろのホームページについて聞かせて下さい。

私は結構活用させていただいています。新しい事業所が知らないうちにできていたりするので、西諸地域の事業所を調べる時に結netにしもろホームぺージを見ています。事業所番号の掲載があるとさらに使いやすいと思います。

 

《今回はヤマゲ居宅介護支援事業所の山毛さんにお話しを伺うことが出来ました。お忙しい中、時間を作っていただきありがとうございました。結netにしもろのホームページや入院・退院情報提供書に関するご意見を頂きましたので今後、よりよい医療と介護連携のツールとなるように検討、改善して参りたいと思います。 (日髙:取材日 令和3年10月27日)

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