協議会からのごあいさつ
私たちが住む西諸地域は、小林市、えびの市、高原町の2市1町で構成され、人口約6万5千人、高齢化率は38%を超える地域です。
住民ひとりひとりの絶え間ない健康維持の努力はもとより、医療や介護等に従事する方々は、住民の幸せを追求し、安心した生活が送れるように、日々御尽力いただいていることに感謝いたしております。
いまや人生100年時代と言われます。
人は誰しも年齢を重ねるとともに医療や介護等を必要とする頻度は高くなり、医療や介護等と上手くつきあいながら生活することも大切なことです。
しかしながら、地域社会や家族、ニーズや価値観などが多様化・複雑化する中、一つの事業所や一つの職種のみでの対応は非常に困難を極める状況があり、限られた医療資源や介護資源だけでは限界があることも否めません。
そのような中、西諸地域では、自治体の枠を越えて在宅医療と介護をつなぐため、西諸地域在宅医療介護連携推進協議会を設置しました。
限りある資源を最大限活かしながら、更に良質な医療や介護サービスの提供、医療・介護従事者の負担軽減等を図り、住民が安心して暮らし、本人や家族等が望む生活の一助になることを目指して事業を推進しております。
また、各種取り組みを行う事業の一環としてホームページ「結netにしもろ」を開設し、医療や介護に係る事業所情報や行事予定、各種取り組み情報等を発信することとなりました。
西諸がつながり、西諸一体となって医療と介護の連携が推進されることにより、地域住民にとって、これまで以上に素晴らしい効果が生まれるものと確信しております。
最後に、本協議会では地域住民の幸せを願いながら、今後も継続した取り組みを行って参りますので御理解、御協力を賜りますとともに、本ホームページを活用していただくと幸いに存じます。
西諸地域在宅医療介護連携推進協議会
会長(小林市長)宮原 義久
医療介護連携事業とは
在宅医療・介護連携推進事業について
いわゆる団塊の世代が75歳以上となる2025年を目処に、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療、介護、住まい、予防、生活支援サービスが身近な地域で包括的に確保される体制を構築するため「地域包括ケアシステム」の整備が重要です。
このため、医療・介護の関係団体が連携し、多職種協働により在宅医療・介護を一体的に提供できる体制づくりを進めています。
PDCAサイクルに沿った取組
①現状分析・課題抽出・施策立案
(ア)地域の医療・介護の資源の把握
(イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
(ウ)切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進
②対応策の実施
(オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援
(キ)地域住民への普及啓発
<地域の実情踏まえた柔軟な実施>
(エ)医療・介護関係者の情報共有の支援
(カ)医療・介護関係者の研修
③対応策の評価・改善
協議会構成
番号 | 役職 | 所属 | 職名 |
---|---|---|---|
1 | 会長 | 小林市 | 市長 |
2 | 副会長 | えびの市 | 市長 |
3 | 副会長 | 高原町 | 町長 |
4 | 副会長 | 小林保健所 | 所長 |
5 | 副会長 | 西諸医師会 | 会長 |
6 | 副会長 | ||
7 | 小林えびの西諸歯科医師会 | 会長 | |
8 | にしもろ薬剤師会 | 会長 | |
9 | 宮崎県看護協会 | 小林・えびの・西諸県地区理事 | |
10 | 西諸広域行政事務組合消防本部 | 消防長 | |
11 | 宮崎県社会福祉士会 | 西諸ブロック長 | |
12 | 宮崎県栄養士会 | 小林事業部長 | |
13 | 西諸地域医療介護対策連絡会 | 会長 | |
14 | ほたるネットこばやし | 副会長 | |
15 | 小林市社会福祉協議会 | 会長 | |
16 | えびの市社会福祉協議会 | 会長 | |
17 | 高原町社会福祉協議会 | 会長 | |
18 | 小林市地域包括支援センター | センター長 | |
19 | 小林市西部地域包括支援センター | センター長 | |
20 | のじり地域包括支援センター | センター長 | |
21 | えびの市地域包括支援センター | センター長 | |
22 | 高原町地域包括支援センター | センター長 | |
23 | 小林市立病院 | 事業管理者 | |
24 | えびの市立病院 | 院長 | |
25 | 国民健康保険高原病院 | 院長 | |
26 | 宮崎県理学療法士会 | 西諸ブロック長 | |
27 | 宮崎県作業療法士会 | 副会長 | |
28 | 宮崎県介護支援専門員協会 | 西諸ブロック理事 |
結netにしもろについて
名称由来
「結ぶ」、「結合」という意味があり、西諸地域の在宅医療と介護がネットワークでしっかりと手を結び、スムーズな連携の架け橋になること。また、ここを中心に様々な職種の方々と結ばれ、にしもろ全体にその網(ネット)が広がることをイメージしている。
西諸がつながり、西諸一体となって在宅医療と介護の連携が図られることにより、住民が安心して暮らし、本人や家族等が望む生活の一助になることを目指します!
ロゴマーク由来
「結」の言葉を最大限活かし、医療や介護に携わる方々の想いや熱意などが一つにつながるように願いをこめて、かわいらしいローマ字ややわらかな色合いを基調に、一筆文字でデザインしています。
また、マークの中には今ある医療機関や介護施設等の小さな一つ一つの連携をブドウの房のように西諸全体に広げていくという西諸版クラスター方式をイメージしたデザインを取り入れると同時に、結びの象徴のリボン、愛のあるネットワークを願ってハートマークも注入しています。
ホームページ概要
1.ホームページ構成
本ホームページはホーム画面と以下の6つの項目で構成されています。
- (0)ホーム画面
- (1)医療介護連携事業とは
- (2)空き状況
- (3)お知らせ
- (4)イベント・研修会
- (5)まるごとにしもろ在宅医療と介護
- (6)にしもろ入退院調整ルールブック
2.ホームページの項目ごとの特長
(0)ホーム画面
ホーム画面には、少しでも多くの方に親しみを持って気軽に閲覧していただけるように、西諸地域(小林市・えびの市・高原町)が誇る風景を掲載してます。
また、閲覧者数が一目で分かるカウンターやキャラクターの一言コメントも搭載し、ちょっとした変化も!(閲覧者の数でキャラクターに変化が・・・!?)
(1)医療介護連携事業とは
本ホームページは、西諸地域にある医療機関や介護事業所等で働く方々の意見を集約して作成しました。閲覧者をはじめ、各関係機関の理解と協力により運営可能となりますので、事業内容や利用するためのルール等を掲載しています。
(2)空き状況【関係者(ID・パスワード入力者)のみ閲覧可能】
医療や介護を必要とする方が充実した在宅生活を送るためには、本人や家族等の状況をはじめ、状況に応じて医療や介護資源を把握する必要があります。
この空き状況を利用することで、在宅から施設、入院から退院などがスムーズに行え、ケアの更なる充実が図られるよう、タイムリーな情報を提供し、情報収集作業の効率化等を目指します。そして、情報確認後に連絡を取り合うなど、人と人、事業所と事業所等との連携推進の一助となることを目的としています。
タイムリーな情報を提供するためには、各関係機関のホームページへの入力や更新作業が必要不可欠ですので、理解と協力をお願いします。
なお、この空き状況は各関係機関の協力により連携推進の一助として、あくまでも目安となるものであることを理解いただき、必ず対象医療機関や介護事業所等へお問い合わせください。
(3)お知らせ
お知らせは、多くの利用者と情報共有を図るため、西諸地域在宅医療介護連携推進協議会事務局(以下「事務局」という。)等からの伝達事項等を掲載します。
なお、お知らせへの掲載は事務局で行いますので、各種団体等で掲載を希望する場合は相談ください(内容や状況等により必ず掲載できるとは限りません)。
(4)イベント・研修会
西諸地域の自治体や各種団体等が開催するイベントや研修会等を広く周知して、主催する側のスケジュール管理や内容の重複回避等の参考にしていただき、主催者と参加者が一体となったイベント・研修会等の充実を図ることを目的としています。
なお、イベント・研修会についての掲載も事務局で行いますので、各種団体等で掲載を希望する場合は相談ください(チラシ等のデータが活用出来ます)。
※掲載の可否については、内容や状況等を勘案して事務局が判断しますので必ず掲載できるとは限りません。
また、各事業所等で実施する夏祭り等のイベントについては、実施数の関係上、掲載できませんのでご了承ください(各事業所等のPR欄を活用ください)。
(5)まるごとにしもろ在宅医療と介護
西諸管内にある医療、介護事業所等の事業所情報を掲載し、医療機関 の受診や介護サービス利用・相談等に役立てます。事業所タイプ(病院、歯科、薬局、介護施設)や介護サービスの種類、エリア(小林市(小林地区、須木地区、野尻地区)、えびの市、高原町)やキーワード検索の機能も搭載しています。
各事業所の詳細には、基本情報のほか、関係者(ID・パスワード入力者)のみ閲覧可能な連携窓口や空き状況等が確認できます。
なお、各事業所が入力や更新作業を行いますので、入力等の状況により、内容の一部が表示されない場合がありますのでご了承ください。
(6)にしもろ入退院調整ルールブック
西諸管内の入退院時におけるルールとして、看護師等を中心とする医療機関スタッフと介護支援専門員(ケアマネジャー)等の協力のもと策定した「にしもろ入退院調整ルールブック」を掲載しています。入退院時の情報共有やコミュニケーションが円滑に行われるよう入院時情報提供書や退院時情報提供書等もダウンロードできますので、連携の一助として活用ください。
また、(5)まるごとにしもろ在宅医療と介護と同様に事業所情報等(基本情報のほか、関係者(ID・パスワード入力者)のみ閲覧可能な連携窓口等)も確認できます。
3.お願い
本ホームページは、医療と介護の連携を更に推進し、良質なケアの提供と円滑な業務の遂行により住民の方々の生活の質が向上する一助となることを目的に運営しております。本ホームページ利用者をはじめ、各関係機関の理解と協力は必要不可欠ですので、趣旨を理解いただき、タイムリーな情報提供のための情報入力や更新作業に協力くださいますようよろしくお願いします。
なお、以下の点に注意して利用ください。
- ホームページ利用規約の確認
- 各関係者へ配布してある閲覧用及び編集用アカウント(ユーザーID・パスワード)の管理徹底
- 各関係機関の立場の理解と尊重
互いを理解・尊重して良好な連携を!